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JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードを比較。ポイントとキャッシュバック以外の付帯サービスも確認してから申込み。

JCBが発行する事業用のクレジットカードには、ポイントが貯まるJCB一般法人カードとキャッシュバックを受けられるJCBビジネスプラス法人カードがあります。

事業上の経費削減のためなら、カード利用額の一部がキャッシュバックされるJCBビジネスプラス法人カードが有利に思えます。しかし、キャッシュバックには条件がありますし、キャッシュバック率も一律ではないので、必ずしもJCBビジネスプラス法人カードの方が経費を削減できるとは言えません。

事業内容によっては、ポイントプログラムが付帯しているJCB一般法人カードの方が便利なこともありますから、JCBのクレジットカードの申込みを検討している方は、両カードの違いを把握して、事業内容に合ったクレジットカードに申込みたいですね。

年会費の比較

JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードの年会費は同じです。

年会費の比較
券種 一般法人 ビジネスプラス
年会費 1,375円
初年度会費無料

初年度年会費が無料になる点も同じですから、年会費については両カードに差はありません。

ポイントプログラムとキャッシュバック

次に両カードのポイントプログラムとキャッシュバックを比較しましょう。

ポイントプログラムとキャッシュバックの比較
券種 一般法人 ビジネスプラス
ポイント還元 毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとにOki Dokiポイントが1ポイント貯まります。
MyJチェックに登録している場合、海外でのカード利用でポイント2倍還元。
JCBトラベル提携オンライン予約サービスを利用して旅行代金を支払うとポイント還元率最大12倍。
1ポイントは約5円の価値。
ポイントプログラムはありません。
ポイント交換 主な交換先
  • JCBギフトカード
    1,050ポイント→5,000円
  • ANAマイル
    500ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→3マイル
  • ANA SKY コイン
    500ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→3コイン
  • JALマイル
    500ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→3マイル
  • デルタ航空マイル
    500ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→3マイル
  • nanacoポイント
    500ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→5ポイント
  • dポイント
    200ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→4ポイント
  • 楽天ポイント
    200ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→4ポイント
  • Pontaポイント(au)
    200ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→4ポイント
  • WAONポイント
    200ポイント以上10ポイント単位
    1ポイント→4ポイント
  • Pontaポイント
    1申込につき250ポイント
    1ポイント→4ポイント
  • Edy
    200ポイント以上1ポイント単位
    1ポイント→3円
ポイントプログラムはありません。
ポイント
有効期限
ポイント獲得月から2年間 ポイントプログラムはありません。
キャッシュ
バック
1ポイントを3円でキャッシュバック。
1ポイント以上1ポイント単位で申込可能。
毎月16日から翌月15日までの1ヶ月間に交通費、出張旅費、接待費、通信費などを5万円以上カード決済するとキャッシュバックを受けられます。
キャッシュバック率は前月のカード利用額に応じて決定します。
キャッシュバックの対象となるのは交通費、出張旅費の合計額です。
キャッシュバック率
  • 100万円以上:3.0%
  • 80万円以上:2.5%
  • 60万円以上:2.0%
  • 40万円以上:1.5%
  • 20万円以上:1.0%
  • 5万円以上:0.5%
キャッシュバック金額の上限は15,000円です。

JCB一般法人カードは、1,000円のカード利用ごとにOki Dokiポイントが1ポイント貯まります。Oki Dokiポイントは、他社のポイントなどに交換する場合、1ポイントを約5円のレートで交換できますから、ポイント還元率は約0.5%です。ただし、ポイントをキャッシュバックに使うと、1ポイントにつき3円になりますから、この場合はポイント還元率が0.3%となります。

一方のJCBビジネスプラス法人カードは、毎月5万円以上のカード利用があると翌月の交通費や出張旅費のカード決済額の一部がキャッシュバックされます。

キャッシュバック率はカード利用額に応じて段階的に変化し、5万円以上で0.5%、100万円以上なら3.0%です。ただし、キャッシュバック額の上限は15,000円です。

JCBビジネスプラス法人カードは、5万円以上のカード利用なら最低でも0.5%のキャッシュバックを受けることができるので、JCB一般法人カードのキャッシュバック率0.3%よりも有利に思えます。

しかし、キャッシュバックの対象となるカード利用額は、交通費と出張旅費に限られるので、鉄道や社用車での移動が少なかったり、出張に行くことが稀な仕事だと、キャッシュバックされにくいデメリットがあります。

付帯保険

JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードには各種保険が付帯していますが、両カードで付帯している保険が異なっています。


両カードに共通して付帯してるのはショッピングガード保険です。

ショッピングガード保険の比較
券種 一般法人 ビジネスプラス
補償内容 海外でのカード利用で購入した品物を購入日から90日間、破損や盗難などの損害を補償。
最高100万円
自己負担額3,000円

どちらも、補償期間は商品購入から90日間、自己負担額は3千円です。補償限度額も最高100万円と同じです。

商品の仕入や固定資産の購入が高額となる事業の場合には、カード決済しておくと安心ですね。


JCB一般法人カードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険も付帯しています。

JCB一般法人カードだけの保険
海外旅行
傷害保険
MyJチェックに登録し事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をカード決済した場合に適用される利用付帯。
  • 傷害死亡・後遺障害:最高3,000万円
  • 傷害治療費用:最高100万円(1事故の限度額)
  • 疾病治療費用:最高100万円(1疾病の限度額)
  • 賠償責任:最高2,000万円(1事故の限度額)
  • 携行品損害:最高20万円(1事故3,000円の自己負担、携行品1つあたり10万円限度)
  • 救援者費用:最高100万円
国内旅行
傷害保険
MyJチェックに登録し事前に旅行代金などをカード決済することを条件とする利用付帯。
  • 傷害死亡・後遺障害:最高3,000万円

海外旅行傷害保険も国内旅行傷害保険も、クレジットカードの利用明細をオンライン上で照会するMyJチェックに登録する必要があります。MyJチェックの登録は手間も費用もかかりませんから、登録しておきましょう。

海外旅行傷害保険は、最高3千万円の補償です。傷害・疾病治療費用と救援者費用は100万円、賠償責任は2千万円、携行品損害は20万円まで補償してもらえるので、海外出張中のトラブル発生時に損害を軽減するのに役立ちます。ただ、全体的に補償額が少な目なので、必要に応じて空港で保険に加入することをおすすめします。

国内旅行傷害保険は、傷害死亡・後遺障害だけの補償で、最高補償額は3千万円です。

JCBビジネスプラス法人カードには、旅行傷害保険が付いていませんから、出張、特に海外出張が多い方はJCB一般法人カードに申込むのがおすすめです。

付帯サービス

JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードで共通しているサービスは以下の通りです。

共通するサービス
JCB E-Co明細(イーコメイサイ)サービス ETCスルーカードNの走行日・利用区間・金額をオンラインで確認できる法人会員専用のサービスです。
ETCスルーカードN 1枚のJCB法人カードに対して、複数枚のETC専用ICカードを年会費無料で発行可能。
ETCスルーカードNの走行日・利用区間・金額をインターネットで確認できます。
航空券割引 パソコンで簡単に専用割引運賃で航空券予約ができる法人精算方式のチケットレスサービスを利用可能。
JR東海エクスプレス予約サービス 東海道新幹線(東京~新大阪間)のネット予約、チケットレスサービスJR東海エクスプレス予約サービスを利用できます。
年会費1,100円
じゃらんコーポレートサービス じゃらんnetで提供している宿泊施設情報、宿泊プランの他、通常の宿泊プランよりもさらに安価な限定プランを提供。
ビジネス
サポート
ビジネスの効率化、コストダウンをサポートする様々なサービスを提供。
オフィス用品を特別価格で購入できるタスカリマックス、事務用品をインターネット注文できるアスクルサービス、JCBタクシーチケットなど。
エンターテインメント JCBトラベル、福利厚生倶楽部といったサービスを利用できます。

航空機を利用して出張に出かける場合には、専用割引運賃で航空券予約をできます。

また、泊りがけでの出張の際は、じゃらんコーポレートサービスを利用すれば、安価な限定プランで宿泊が可能です。

他にビジネスの効率化やコストダウンをサポートするサービスやオフィス用品を特別価格で購入できるサービスも用意されているので、経費削減にも役立ちます。

追加カード

JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードに追加できるカードは同じです。

追加カードの比較
券種 一般法人 ビジネスプラス
追加カード 1,375円
初年度無料
ETCスルーカードN 年会費無料。

まとめ

JCBビジネスプラス法人カードで、多くのキャッシュバックを受けるためには、交通費と出張旅費のカード決済額が高額でなければなりません。出張に出かけることが多い個人事業主や法人代表者だと、より多くのキャッシュバックを受けることが可能ですが、滅多に出張に行かないのなら、JCBビジネスプラス法人カードを持っていても大したメリットはありません。

海外出張に出かけることが多い場合には、JCBビジネスプラス法人カードは多くのキャッシュバックを受けることができます。しかし、海外旅行傷害保険が付帯していないので、空港で保険に加入する費用や手間を考えると、こちらもメリットはあまりないですね。

そんとあめ、JCBビジネスプラス法人カードは、日帰りの国内出張が多い個人事業主や法人代表者でなければ、持っていてもあまり得しないでしょう。

したがって、持っていて無難なのは、JCB一般法人カードです。

どちらにすべきか迷った場合には、JCB一般法人カードに申込むことをおすすめします。