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リボルビング払い-定率リボルビング
リボルビング払いにおける定率リボルビングとは、クレジット残高に対して一定割合を支払う方法です。
例えば、クレジット残高の10%を支払う決まりとなっていた場合、残高が10万円であれば当月の支払額は1万円になります。支払額には金利も含まれます。
毎月一定額を支払うリボ払いを利用し続けて残高が積み上がっていくと、総支払期間が延び、総支払金利も増加します。この欠点を補う支払方法が定率リボルビングです。
定率リボルビングは、クレジット残高が増えるにつれて、毎月の支払額も増えます。残高の10%を支払う定率リボルビングであれば、残高10万円の場合は1万円の支払い、残高20万円なら2万円の支払いとなります。
したがって、定率リボルビングは、定額リボルビングよりも早い時期に多くの支払いをするため、クレジット残高の減少が早くなります。
ただし、定率リボルビングは、残高の一定割合を支払う方式なので、いつまで経っても債務がなくなりません。金利を無視すると前月残高10万円の10%の1万円を支払ったら当月残高は9万円です。翌月も10%支払いますから翌月残高は81,000円、翌々月の支払い後は残高が72,900円になります。
このように毎月10%ずつ残高は減っていきますが、ゼロになることはありません。そのため、定率リボルビングは、残高が一定額以下になった時には、全額支払います。