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チェーン店でよく導入されているハウスポイントカード
複数のお店を運営している企業では、チェーン店全体で共通のポイントカードを発行していることがあります。企業独自で発行しているポイントカードなので、ハウスポイントカードと呼ばれています。
旧来型のハウスポイントカード
ハウスポイントカードで、以前、多くの企業で採用されていたのがリライト型のポイントカードです。
レジに専用のカードリーダーを備え付け、買い物のたびにポイントカードを通すと、カード表面のポイント残高が増えていくというのが、リライト型のポイントカードです。
消費者にとっては、ポイントカードにポイント残高が記載されているので分かりやすいという利点がありました。また、有効期限が最終利用日から1年後といったポイントカードが多く、ポイント残高の他に有効期限もカードに表示されることから、ポイントの失効を防止しやすいといった特徴もあります。
ただ、お店にとっては、カードリーダーだけでは顧客の買い物履歴を取得できないという欠点があります。また、何度もポイントカードをリーダーライターに通していると摩耗してポイントの情報が失われるといった欠点もあります。
オンライン型のハウスポイントカード
リライト型のカードリーダーではなく、サーバー上にポイントや買い物履歴の情報を蓄積するオンライン型のハウスポイントカードが、近年、多くの店舗で導入されています。
レジとサーバーがオンラインでつながっているので、買い物のたびにポイント情報や買い物履歴が更新されていきます。特に買い物履歴は、販売促進に役立つので、企業にとっては、リライト型のハウスポイントカードよりも売上拡大に貢献してくれます。
蓄積された顧客情報をもとに1年間に一定額以上の買い物をした顧客にボーナスポイントを進呈するなどのサービス提供も可能です。