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インターネット上でのクレジットカード不正利用対策
現代の消費活動において、クレジットカードが最も活躍する場面はインターネットショッピングです。代金の事前振込や商品到着時の代金引換といった手間がなく、オンライン上でクレジットカードの番号を入力すれば、決済は自動的にクレジットカードで行われ、翌月に銀行口座から代金が引き落とされます。
しかし、このように便利なクレジットカード決済だからこそ、不正利用の被害が発生しやすくなっているのも事実です。
ネットショッピング時のパスワード入力
クレジットカードがインターネット上で不正利用されないためには、クレジットカードでの注文時にパスワードを入力するようにしておくのが効果的です。
例えば、JCBが提供している「J/Secure」というサービスに登録しておくと、ネットショッピングのたびにパスワード入力画面が表示されます。カードホルダーは、あらかじめ設定しておいたパスワードを入力し、認証されれば注文が確定します。
カード番号の入力だけでネットショッピングができる場合よりも、安全性が高く不正利用の防止に役立つので、JCBのカードを申込んだら利用することをおすすめします。
なお、インターネットショッピングの普及から、JCBに限らず三井住友カードやアメリカン・エキスプレス・カードなど他のカード会社でも同様の仕組みが導入されています。
ネットショッピング専用カード
オンラインでのカード決済専用のクレジットカードを利用するのも、不正利用の防止に有効です。万が一、クレジットカードが入った財布を落とした場合、インターネット上で不正利用の被害に遭うかもしれません。でも、カード利用がインターネットショッピングに限られるというのであれば、持ち歩く必要がないインターネットショッピング専用のクレジットカードを作っておくのが無難です。
代表的なインターネットショッピング専用のクレジットカードにVISAのバーチャルカードがあります。
バーチャルカードは、利用枠が低く設定されているので、不正利用されても大きな損害を被ることがありませんし、悪用されても利用枠の範囲内で補償されます。
ネットショップにカード番号を提示しないサービス
インターネットショッピングでは、クレジットカード番号をネットショップが悪用するのではないかという不安があります。この不安を解消したのが、MasterCardの「Secure Pay」というサービスです。
Secure Payは、カード番号をネットショップに通知せず、事前に限度額や有効期限を設定しておいたバーチャルカードの番号を利用して決済するサービスです。
カード情報がネットショップに知られないので、ネットショップによる不正利用の防止に役立ちます。